当組合管内の南部に位置する五箇山地区は、急峻な山々に囲まれ、代表的な合掌集落である相倉集落、菅沼集落は1995年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
富山県西部森林組合では、昭和50年頃からこの合掌造りの茅葺屋根の葺替を手掛けています。
毎年春から五箇山地区の屋根葺替を約10棟ずつ行い、秋には葺替に必要な小茅（カリヤス）の刈取りをし、先人からの知恵・技を引き継ぎ、合掌造りを守っていくことに努めてます。
また県内では、富山市・小矢部市等、更に、県外の石川県、北海道、神奈川県、福岡県等でも、葺替や修理を行っております。